もくテク「"お客さまファースト"を意識したものづくり」を開催しました

こんにちは、弥生のカトです。この記事はMisoca+弥生 Advent Calendar 2019の5日目エントリーです。
弥生では、2016年から『もくテク』というイベントを開催しています。

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もくテクのコンセプト

今日は、「もくテク 中の人」として、2019年11月28日に開催しました もくテク「"お客さまファースト"を意識したものづくり」のお話しをします。

記憶:運営メンバーへの参加

「運営どお?やってみない?」と軽い感じで声をかけてもらい、勢いで運営メンバーに加わったのが2019年9月下旬。
翌月10月開催は直前準備と当日の運営のみをすることでなんとかクリア、11月開催が最初から運営する初めての会となりました。
「場所確保して、会場設営して、登壇してもらえば良いんだよね?」という、表面的なことしか見えていない状態からスタート。

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運営スタート!快調な滑り出し?

企画を開始して、運営メンバーが苦労しているのが、テーマ決めや登壇者の調整ということを、はじめて知ることになります。
私の"テクノロジーの引き出し"が圧倒的に少なく、テクノロジーネタが思いつきません。 比較的得意な、テスト・QAの方面のテーマを取り上げようとするも、好評シリーズ「品質に悩める人の会」を9月に開催したばかり。
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どうしよう…毎月開催が途絶えてしまう…


そこで思いついたのが「自分が話せるテーマを持ち込む」こと。さぁ、最近の出来事をふりかえろう

  • 2019年8月に開催した、社内開発者ミートアップ1で、新人エンジニアからフィールドインタビューの話題があった
  • 2019年9月開催の もくテク「品質について悩める人の会 Vol.5」で「品質良し悪しの最終判断は開発者ではなくお客さま」という話があった
  • 私自身、カスタマーサポートのメンバーとチャットサポートの要求要件を作成する業務をした
  • 私の所属チームで、お客さまの問合せについての調査対応をしている
  • 弥生のビジョン『共有・共生・共創の力を活かし、お客さまの事業の立上げと発展の過程で生まれるあらゆるニーズにお応えする「事業コンシェルジュ」』

「これは一つのテーマとして成り立つんじゃない?」「テクノロジー感はあまりないけれど、やってみよう!」ということで、『"お客さまファースト"を意識したものづくり』のタイトルをつけて、動き出しました。

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本格的に準備をスタート!

心ひとつ:運営準備

登壇依頼をする

明確にテーマを伝えたことや「社内開発本部ミートアップのブラッシュアップをお願い」という依頼の仕方ができたことで、登壇依頼は思いがけずスムーズに進みました。 声をかけたみなさんが、二つ返事で快く引き受けてくれたことに感謝。
趣旨がわかると資料が作りやすいかなと思い、登壇者用キックオフもしっかりと実施しました。

会を創る

「司会者を立てる?」「音楽流すと会場の雰囲気が良くなるかも」「会場案内かわいくしたいよね」などなど、いろんなアイディアが出てきます。
司会役の立候補があったり、音楽の提案があったり、関係各所と調整しながら和気あいあいと進めます。
かわいらしいサイネージも出来あがりました。

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出来あがったデジタルサイネージ

自分の資料を作る

自分の資料は、イチから作成。
急に目立ちたがり屋の面が出てきて、面白エピソード、キャッチーな言葉を言いたくなります。しかし、イメージがまとまらずなかなか資料が完成しません。
悩んでいると、登壇者から発表順序の変更提案が出てきます。直前の全体調整は大変だなと思いつつ取り入れてみると、全体にまとまりが出てきました。
提案ありがとう。

もくテク 前日11月27日(水)、社内に「本社でインフルエンザの罹患者が出た」という情報が駆け巡ります。「登壇者が急に不在になったり、来ていただく方がいなくなったらどうしよう」と不安になりつつ、ようやくすべての準備が完了。
あとは当日を待つのみ。

陽のあたる場所:当日

いよいよ、11月28日、もくテク 当日。Wikipediaによると、アルバニア、モーリタニア、パナマの独立記念日のようです。11月29日(いい肉の日)前夜でもあります。
司会と音楽のリハーサル、登壇者との最終調整を済ませ、いざ、開場です。

開場時間とともに参加者に来ていただき、ほっと一安心。弥生メンバーも駆け付けてくれました。
笑いあり、質問ありで会は和やかに進み、無事 もくテク が閉会。

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グラレコも作成しました
来年2020年こそは「懇親でグラレコを囲みたい」という要望に応えられるでしょうか。今はまだA3サイズのグラレコが限界です。徐々にサイズを大きくしていっています。

果てなく続くストーリー:今後の予定

個人の目標

勉強会やイベントの開催が、まだまだ不慣れです。
もくテク でいただいたアンケートや社内メンバーのふりかえりをもとにブラッシュアップしていきます。 もくテク で取り上げられるテクノロジーテーマを探るべく、メンバーとのコミュニケーション活性化にも努めます。

もくテク開催による実践とともに、他の勉強会にも参加して、参加者にとって有意義な時間となるイベントの組み立てを学びます。
直近では12月14日(土)~12月15日(日)のWACATE 2019冬に参加する予定です。WACATE流、勉強会のつくりかたのセッションで、もくテク に活かせる知識を吸収してきます。

進化し続ける もくテク と私カトの応援をよろしくお願いします。

もくテクの開催予定

12月は、豪華2回の開催を予定しています。
本記事の公開12月5日(木)にはMisocaのLT会、Misoca会から2週間後12月19日(木)に弥生のLT会開催です。ぜひご参加ください。 mokuteku.connpass.com

mokuteku.connpass.com

2020年も月1回ペースでの開催を予定しています。connpassサイトの「もくテク」グループにて随時公開していきます。興味のあるテーマがありましたら、ご参加ください。
弥生で聞いてみたいこと、弥生のメンバーと話したいことなど持ち込みテーマもお待ちしております。

明日へ:アドベントカレンダー予告

Misoca+弥生 Advent Calendar 2019、次はsuerさんです。お楽しみに!


  1. 社内開発者ミートアップ:開発本部が関わる範囲が広いため、チームが違うと他チームが何をやっているかわからないということもあります。そのような状況を解決するために「開発者ミートアップ」を実施しています。「技術的なチャレンジ」、「解決した課題」、「継続している課題」、「新しい取り組み」などを発表、共有することにより、チーム間の認識の差を埋めたり、互いに刺激し合える環境を目指しています。2019年4月に開始し、月1回開催しています。