エンジニアの1on1レポート

この記事は、Misoca+弥生 Advent Calendar 2019の9日目の記事です。

はじめまして、弥生の後藤です。
SMARTという、銀行の明細や領収書・レシートなどを仕訳データに変換する機能を開発するチームのエンジニアをやっています。

突然ですが、私の所属している開発本部での取り組みの1つにリーダーとメンバーの1対1の面談である「1on1」があります。
1on1、実際どうなの?どんなことをやってるの?というところを私(エンジニア、チームメンバー)目線からざっくり紹介できたらなと思います。

1on1とは(弥生での基本的な進め方)

設定した目標や各自の達成したいことの支援の一環として、

  • リーダーからテーマは特に指定せず、メンバーが話したいことを話す
  • 内省を促すための1つの手段
  • コミュニケーションの活性化
  • 開催頻度は最低でも週に1回。毎回15分~30分ほど

で実施しており、基本的には以下の内容で毎週1on1を行います。

  • 1週間で経験したこと、そこから学んだことをリーダーに共有する
  • リーダーに壁打ちの相手になってもらいつつ、ふりかえりを行い次のアクションを決める

雰囲気

実施場所ですが、社内の「ヤヨイドオリ」と呼ばれる場所で行っています。

「ヤヨイドオリ」は写真のような感じのミーティングスペースです。 オフィスの窓側にフリースペースが並んでいて、誰でも自由に使用できるようになっています。

f:id:ym_AdventC:20191206142208p:plain

会議室のような個室で行うよりも開放的なぶん、話が弾みやすいです。

1on1でやったこと

初回

まず、これから毎週1on1でやるテーマを決めました。
基礎に不安があるので、オブジェクト指向やクラス設計などをイチから見ていただくことになりました。

2回目以降

宿題としてやってきた課題を見ていただく

フィードバックをいただく

次回の宿題を決める

次回までに宿題をやる

・・・という流れで進めていきました。

宿題は、1on1の面談の時間とは別に、毎日少しずつ進めました。
※もちろん、業務が最優先です!

今はクラス設計の勉強を主な目的として、簡単な自作アプリを作っています。

やってみてどうだったか

成果物に対してフィードバックがもらえる

人に見てもらうことで成果物に対してフィードバックがもらえるので、1人で勉強するよりも効果的です。非常にありがたいです。

自分の考え方や普段の行動の良くない点に気づける

クラス設計やプログラミングについてはもちろんのこと、自分の普段の行動だったり考え方の良くない点についても指摘をいただくことができ、気づきを得ることができました。(1on1の目的どおりですね!)

また、普段の業務でも成果物をレビューしていただき毎回良くなかったところのアドバイスをいただいているのですが、業務中ではなかなか自分だけのためには時間をとっていただきにくいことも。
1on1では私と話すために時間をとっていただいているので、普段よりも質問しやすいです。

コミュニケーションが取りやすくなる

1on1を実施する前と比べてリーダーと話しやすくなり、普段の仕事中もコミュニケーションが取りやすくなった気がしています。
結構、この点も1on1をやる大きなメリットではないか、と感じました。

継続するために

業務が忙しくなるとスキップせざるを得ないことも出てくるかと思いますが、 スキップが重なるとなし崩し的に実施しなくなるので、リスケにしています。

まとめ

駆け足でまとめてしまいましたが、1on1おすすめです。
今後は、この半年で学んだことを業務にいかしていくとともに、学んだことを私の中だけで閉じておくのはもったいないので、どこかで展開できたらなと考えています。

次回 アドベントカレンダー予告

次回のMisoca+弥生 Advent Calendar 2019はhiroaki_takeyamaさんです。