もくテク「弥生TALK #リモートワーク #コミュニケーション」で"はじめてのパネリスト"を経験しました

こんにちは、カトです。
2021年8月12日(木)、もくテク初のパネルディスカッション「弥生TALK #リモートワーク #コミュニケーション」を開催しました。

私は、パネリストとして参加しました。参加レポートを兼ねた開催報告です。

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今回のテーマ

弥生TALK #リモートワーク #コミュニケーション
「リモートワーク導入後、導入前と変わらずコミュニケーションが取れていますか??」
「コミュニケーションが減った…」「会議が一方通行に…」「異動者や新人のケアが不十分に…」などなど、悩みや戸惑いも多いのではないでしょうか。
今回のもくテクでは、まさにそんな悩みを乗り越えた弥生のリーダー4人が、コミュニケーション施策についてパネルディスカッション形式でお話します。
コミュニケーションについての経験・ノウハウを共有、交換できる場になればと思います!

準備

私は、シンポジウムや社内イベントでパネルディスカッションを見たことはあるものの、参加したことはありませんでした。
パネリストとして参加することが決まりましたが、当日までになにをすればよいのか、はっきりとはわかっていない状態からのスタートになりました。

フリー百科事典「ウィキペディア」によると、以下の説明がされています。

パネルディスカッション(英: panel discussion)とは、討論形式の一つ。掲げられた議題について、精選された有識者たちが異なる意見を表明しながら討論を進める催し物である。1990年代頃から盛んに行われるようになった。口語ではパネディスと略されることもある。パネル討論ともいう。

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「精選された有識者たち」!!
私は気軽に「パネリストをやる」と言ってしまいました。どうしましょう。
有識者ではないし、精選なはずもありません。
素晴らしい功績は残せなくても、せめてファシリテーターや他のパネリストのみなさまに迷惑をかけないよう、そして、参加してくださるみなさまに楽しんでいただけるよう、準備しなくてはいけません。

1.役割の確認

なぜ、私がパネリストなのか?

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それは、立候補したから。



事実ではありますが、それで話を終わらせてしまってはいけません。
求められている役割を考えました。

リーダー経験
私がリーダーの立場で1on1やチーム会をはじめたのは2019年10月。リーダーとして独り立ちしたのが、2020年のことです。
リーダー経験は1年半~2年弱。決して、経験豊富とは言えません。
最近までメンバーだったので、メンバー視点からリーダーへの思いは他のリーダーより多いかもしれません。

リモートワーク
2020年にはオフィスでの業務が中心だったところから、急激にリモートワークへ転換しました。
唐突に訪れた"ニューノーマル"で何をしなければならないのか、日々考えて、実践をしていました。
失敗したこともありますが、チャレンジしたことやそこからの学びは共有できそうです。

ファシリテーターとの関係
ファシリテーターはリーダーではなくメンバーから選出されました。
私がリーダーを務めるチームのメンバーが、ファシリテーターになりました。
私が普段やっていることを知っているし、失敗した施策も目の前で見てきたメンバーです。
リーダーとメンバーの掛け合いが見られるというのもポイントになるのではないかと考えながら、普段やっていることや失敗した施策を洗い出し、改めてふりかえりをしました。

2.当日の質問の確認

いろいろ考えてみましたが、やはり何についてディスカッションするのかがわからないと、準備ができません。
connpassのイベントページには、2つの用意したテーマと事前アンケートからのテーマでディスカッションすることが書かれていました。

  • コミュニケーションで気をつけていること
  • オンラインになって困ったこととその対処

これは、普段やっていることや失敗した施策を洗い出して、ふりかえりした内容が活かせそうです。
伝えたいポイントを明らかにして、ファシリテーターにも共有をしておきました。

当日

リハーサル

オンライン開催のもくテクも4回目、ようやくZoomの設定にも慣れてきました。

Zoomのリハーサル(実践セッション機能)と呼ばれる、設定した人だけが入れる状態にして、本番の流れを確認します。
それぞれの役割に応じてミュート解除・画面ONにするタイミングや画面OFFに戻すタイミングを最終確認し、開場時間まで和気あいあいと雑談タイム……


と思ったら、あれ……?

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みんな。マインドディスタンスはもっと近づけてもいいのですよ。
なぜかみんなで無言になる時間もありつつ、リハーサルを完了しました。

そして、すべての確認を終えたあと、全員画面表示をOFF・ミュートに設定して、運営メンバーが開場を宣言しました。

本番スタート!

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はじまり!はじまり!

オープニングと開発本部でおこなっている施策の説明が終わり、パネルディスカッションが始まりました。

参加者のみなさんからいただいた質問を受けて回答したり、ファシリテーターやパネリスト同士の会話の中から話を広げるポイントを拾ったり、その場の雰囲気に合わせたディスカッションになったと思います。
私は緊張することなく、カフェで「いつものメンバーによるおしゃべり」のように和やかに進められることができました。
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事前準備の大切さが身に染みるとともに、うまく話をまとめながらテンポよく進めてくれるファシリテーター、"精選された有識者"であるパネリストたちと一緒に参加できて本当に良かったです。
運営メンバーの「チャット入っています」の合図、Zoomの設定調整、細かい気づかいがたくさんあって、とても進めやすくなっていました。
参加者のみなさま、盛り上げてくださり本当にありがとうございます。
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これこそが、チーム弥生!


ふりかえり

勢いで立候補したパネルディスカッションのパネリスト、なんとか完走することができました。

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普段やっていることをまとめ、事前に質問を確認して自分の答えを用意することは、有効な準備でした。
他のパネリストの話を聞いて重複しないように考えることもできたし、言いたいことを漏らさずに話すことができました。
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事前に運営が提示していた質問「オンラインになって困ったこととその対処」に対しては、私の経験上オンラインになって困ったことがありませんでした。なので、「なぜ困っていないのか?」「オンラインのミーティングにはどんなメリットがあるのか?」と考えていました。
準備をしていなかったら、「困っていることはないです」で終わってしまっていたかもしれません。
イベント後のアンケートに『オンラインだとコミュニケーションがとりづらいという固定観念があったので、パネルディスカッションにて、「オンラインのほうがむしろ参加者のサインを拾いやすい」というお話でハッとしました。 』とコメントをいただきました。
準備をすることで、参加いただいた方に気づきのきっかけをつくれるような自分の経験の話をすることができました。

次回のご案内

2021年9月16日(木)、誰でもできる!オンライン勉強会のはじめかたLTをテーマに開催します。 f:id:yayoikato:20210816083206j:plain
もくテクは、申込して視聴してくださったみなさまだけではなく、登壇したメンバーや運営チームにとっても学びの場となっています。
もくテク成功の影で大活躍している運営チームにスポットライトをあてて、LT大会を開催します。

社内の横連携を強くするために勉強会をしたい、部門間での共有会を活発にしたい、社外に向けてアウトプットをしたいと考えているあなた。これを聞けば、勉強会を開催してみたくなるはずです。
mokuteku.connpass.com

もくテク「もう戻りたくない!業務効率化のあれこれ」を開催しました

こんにちは、カトです。
2021年7月15日(木)、もくテク「もう戻りたくない!業務効率化のあれこれ」を開催しました。

オンライン開催でリニューアルして3回目、運営もだいぶ慣れてきました。
今回は初の満員御礼!当日に増枠しました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございます。

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今回のテーマ

もう戻りたくない!業務効率化のあれこれ
「繰り返しや時間のかかる作業を減らしたい!」、「少しでも開発を楽にしたい!」という思いは、開発現場にいる誰もが抱いたことがあるのではないでしょうか?
今回のもくテクは、もう過去の状況には戻りたくなくなるような「業務効率化」がテーマです!
QAチーム、新課金チーム、入社2年目のメンバーが登壇し、プロジェクト管理から個人の作業環境まで、様々な視点で「業務効率化」についてお話しします。

セッションの内容

開発本部メンバーそれぞれの視点・方法で、業務効率化を目的に対応したことを発表しました。

1. 最強のリモートワーク環境を手に入れた話
ハード面からの業務効率化の話からスタート。
周辺機器を整え、自作PC、昇降式デスク…2020年4月に入社してからどんどんと環境を改善していった様子がわかりました。
「定期的に自宅環境を改善することで、気分があがる」ということで、これからもまだまだ進化しそうです。
Zoomチャット欄も「いいね」というコメントで盛り上がりました。環境改善からの効率化、よさそうです。

2. さらば、資料更新の日々!
報告ってどうしていますか?何度も資料更新する羽目になってしまっていませんか?という問いかけからQAチームの発表がスタート。
弥生開発本部で使用しているBIツールを、デモンストレーションを交えてご紹介。
ツールの導入により、資料更新の時間を短縮しただけではなく、タイムリーに意思決定できるようになったという更なるメリットも生まれています。
たくさんのご質問をいただきました。時間の都合上回答ができなかったことも多いので、今後のもくテクやブログなどで、さらに詳しく話せる機会を設けたいと思います。

3. 仕事が自然と効率化するチームの仕組み
新課金チーム3人発表のトップバッター。同じチームからなので、それぞれどんな発表をするのかという説明から丁寧にスタート。
「業務効率化」とひとことでいってもいろんな種類があること、効率化を加速させる仕組みもいろいろあるという話を体系立てて説明していました。
1on1やチーム会の話も出てきて、次回のもくテクのテーマである「コミュニケーション」にもつながりそうな内容でした。
具体例もたくさんあり、「できるところから始めて」「効率化を楽しもう」というメッセージで、明日から何かに取り組んでみようと意欲のわくお話でした。

4. Playwrightでかんたんやさしいブラウザ操作の自動化
新課金チームでスピーカーをバトンタッチして、Playwrightでの自動化による業務効率化を進めたお話。
環境構築も難しくなく、実画面でやり方・書き方を説明され、イメージを共有しながら話が進んでいきました。
Playwrightを他のツールと比較した場合のメリット・デメリット、Playwrightを選択した理由を知りたいという質問を多数いただき、参加したみなさんに興味をもって聞いていただけたようです。

5. 効率化ってコミュニケーション?!
発表のトリも新課金チームから。
知らなくても困りはしないけれど、知ってしまったら「もう戻りたくない!」なネタを披露。
2020年新卒入社、入社時からほとんどの時間をリモートワークで過ごしてきたメンバーならではのコミュニケーションのお話でした。
「人の作業風景見るのとても勉強になりますよね!」「Excelのショートカットはこんなの使います」とZoomのチャットも盛り上がりました。
「こんなこと聞いていいのかな?」「ちょっと困っているけれどどうやって検索したらヒントにたどりつけるかな?」と考えてしまっている人は、つぶやきから始めてみると、きっと良いことがあります。

次回のご案内

2021年8月12日(木)、弥生TALK #リモートワーク #コミュニケーションをテーマに開催します。 f:id:yayoikato:20210803123532j:plain
「コミュニケーションが減った…」「会議が一方通行に...」「異動者や新人のケアが不十分に...」などなど、悩みや戸惑いも多いのではないでしょうか。
弥生の開発本部の取り組みをご紹介します。どんな話が飛び出すのかは当日のお楽しみ。

前半は弥生株式会社 開発本部員によるパネルディスカッション。後半はおかわりトークと称して、みなさんにも自由に質問したり話したりできる場を設けます。
聞く専門での参加でもよし、気になることをチャット書きこみや飛び入りトークで質問してもよし、「私の場合は…」と事例持ち込みでの参加もよし。

真夏の夜のひととき、一緒にコミュニケーションを考える時間をすごしませんか?
mokuteku.connpass.com