キーボードとマウスを使う際のちょっとだけ「面倒」なところを解消してみた話

この記事はMisoca+弥生 Advent Calendar 2019の11日目です。

こんにちは、弥生の寺﨑です。
今回は、私が普段使用しているデバイスをご紹介します。

はじめに

みなさんは普段パソコンで作業をしていて、
「キーボードとマウスを一々持ち替えるのが面倒」
と感じたことはありませんか? 私は何度もあります。

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そんな面倒を避けるためにショートカットキーなどを駆使してみても、
どうしてもマウス操作が必要な場面に遭遇してしまうことは多々あります。
そうして持ち替えるたびにモヤモヤが積み重なっていき、
食事も一日三食分しか喉を通らないほど悩んだ時期もありました。

要するに持ち替えるのは面倒だけど、キーボードもマウスも使いたいんです!
キーボードもマウスも使うけど持ち替えなくて済む方法があればいいんです!

例えばキーボードとマウスが一つになったような素敵なデバイスがあれば……。
だけど、そんな都合のいいデバイスなんて存在するはず……。

と思っていたらありました!

ということでめんどくさがりな私が使用しているキーボード+マウスの紹介です。

KeyMouseとは

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ZZ, inc.が開発したキーボードとマウス一体型のデバイスで、
タイピングポジションを維持したままマウス操作を行えるデバイスです。
私が購入したのは、KeyMouse Alphaというキーボードとマウスの一体型ですが、
他にもトラックボールとの一体型も存在します。

右手用と左手用に分離しており、左右どちらでもマウス操作ができます。
USB接続(有線)と、Bluetooth(無線)の両方に対応しています。

使っていて便利に思うところ

まず、意外と軽いです。公式情報によると、バッテリー内蔵状態で326gだそうです。
使っていて手首に負担を感じることは今のところ全くありません。

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また、省スペース化に成功しました。
現在はマウスとキーボードを置いていた頃の半分ほどのスペースで済んでいます。

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マウスのクリック操作は親指で行う必要があるのですが、
これは元々プライベートでゲーミングマウスを使用していたこともあって、
サイドボタン操作に慣れていたため問題ありませんでした。

そして最後に、狙い通りキーボードとマウスの持ち替え作業を削減できました。
その削減率はなんと100%(!!)です!

活用するまでに時間がかかったところ

とにかく特殊なキー配列に衝撃を受けました。
英語配列のキーボードというだけでもあまり馴染みがないうえに、
Enter、CtrlやTabキーを親指で押下しなければいけません。
また、記号類は二種類のFnキーと合わせて押下する必要があります。

 例:
 &:「Fn Blue」(左手親指で押下)+「S」
 _:「Fn Yellow」(左手小指で押下)+「Shift」(右手小指で押下)+「P」

まるでリズムゲームのようでとても愉快ですね。
これはしばらく使っていたら慣れました。
(入力頻度の低い記号はまだ戸惑いますが……)

(今現在)工夫しているところ

変換リストとマウスカーソルの位置は気を付けるようにしています。

変換リスト上にマウスカーソルがいると、
キー押下による微動でリストの予測変換項目を選択したとみなされてしまい、
そのまま入力を継続すると(当然ですが)選択が確定されてしまうためです。

うっかりすると、以下のような文章が出来上がってしまうこともあります。

 例:
 OK:こんにちは、弥生の寺﨑です。
 NG:こんにちは、弥生のテクノロジーライフ崎です。

お値段

みなさんも気になっているかと思われるお値段について触れておきます。

キーボードとマウスを持ち替える手間を私から解放してくれたKeyMouseですが、
499.00ドルです(2019/12現在、およそ54,000円

ちょっといいキーボードとマウス2台分と考えれば個人的には大満足です!

最後に

キーボードとマウスを使う際のちょっとだけ「面倒」なところを解消したくて使い始めましたが、私は半年ほど使用してみてとても気に入っています。

新しいデバイスの購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、
こんなデバイスもあるんだなという参考になれば幸いです。


Misoca+弥生 Advent Calendar 2019の12日目は、mizukmbさんです。
お楽しみに!