息を吐くようにシンプルにMackerelを導入してみた

はじめまして。弥生の林と申します。

弥生に入社して半年ぐらい経ちました。
最近気になる人は大川ぶくぶさんです。

前回のブログで、株式会社はてなにごはんを食べに行った件 をお伝えしました。

まかないランチ、とても美味しかったです。 和室でグリーンカレーを頂くという状況 の特異性も 相まって、非常に深く味を堪能できた気がします。

Mackerel導入の経緯

私のランチの感想なんて誰も1ビットも興味ないと思うので、
弥生でのMackerel導入について、少しお話させて頂きます。

Mackerelは、はてな社謹製のクラウド型監視サービスです。
弥生では、サービスの一部バックエンドにAWSを利用していますが、AWS上のサーバー監視にはZabbixを使用しておりました。

そのZabbixからMackerelに、この度移行することに致しました。
Zabbix自体を監視しなければならないであるとか、MySQLチューニング云々かんぬんが嫌であるとか、 ありがちな移行理由は割愛しますが、コスト面では、Zabbix用にEC2をしっかりと用意するコストと Mackerelを導入する場合とで比較して、差がそれほどない、というのが良かったように思います。

何より惹かれたのは、Mackerelのキャッチコピーです。

「エンジニアをワクワクさせる直感的サーバー監視サービス」

使いたいと思いました直感的に。

上記のような理由で、弥生でMackerelを使うことが決まりました。

Mackerelには従来のサーバー監視の機能の他にも、特徴的な機能として、サービスメトリックという、 ホストに紐付かないメトリックを監視できるサービスもあり、KPIやブログアクセス数などを可視化することができます。

具体例を一つ、紹介してみようと思います。

Twitterアカウントのフォロワー数を監視する

タイトル通り、自分のTwitter(@awesomekinoko)のフォロワー数をMackerelで可視化してみたいと思います。

f:id:forestkinoko:20170603201043p:plain

フォロワー数が1人しかいませんが、このアカウントのフォロワー数を可視化します。

使うのはMackerelで用意されているAPIです。
キャッチコピーは、「息を吐くようにシンプルなAPI」とのこと。
先ほどの直感的~もそうですが、心の琴線に触れるキャッチばかりです。

TwitterのAPIとMackerelのAPIを使って可視化したものが以下になります。

f:id:forestkinoko:20170603184959p:plain

フォロワー数1ですので、1のグラフが表示されました。

増えるところを見たいので 私は弟に私のアカウントをフォローするようにお願いしました。
弟にアカウントをフォローしてもらった結果、

f:id:forestkinoko:20170603190031g:plain

1 → 2に増えることが確認できました。

挙げた例はとても簡単なものですが、従来のサーバー監視ツールに留まらず、 数字が取得できるものは何でもMackerelに放り込んで、ほぼリアルタイムに簡単に可視化できる、というのは大きな魅力です。

まとめ

これから弥生でも本格的にMackerelの運用を開始しますが、サーバー監視のみに留まらず、様々な指標の可視化・監視に活用していきたいと考えています。

弥生では様々なサービス・ツールを使って、サービス改善やシステム運用改善に取り組んでいます。 そういった情報をこれからも発信できればと思っておりますので、引き続き宜しくお願い致します。